集合住宅で塗装ブースを選ぶときは、吸引力だけでなく、本体を置ける幅、窓までの排気経路、ダクト径、騒音値を一緒に確認する必要があります。
ここでは、現行仕様を同じメーカー公式ページで比較できるRAYWOOD NITRO-BOOTH 350・450・550に対象を限定します。
先に結論
設置幅と騒音値を抑えたいなら350。幅350mm、ダクト径150mmで、公式騒音値は50Hz 54dB・60Hz 53dBです。
作業開口と風量を優先するなら450または550。本体幅は異なりますが、両モデルのファン仕様・風量・騒音値・ダクト径は共通です。
350・450・550の公式仕様比較
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| モデル | 本体寸法 W×H×D | 重量 | 風量 50Hz/60Hz | 騒音 50Hz/60Hz | 消費電力 | ダクト径 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 350 | 350×450×385mm | 約11.4kg | 327/309.6㎥/h | 54/53dB | 35.7W | 150mm |
| 450 | 450×450×385mm | 約14.5kg | 894/997.8㎥/h | 63/66dB | 55/60W | 200mm |
| 550 | 550×450×385mm | 約16kg | 894/997.8㎥/h | 63/66dB | 55/60W | 200mm |
騒音値はメーカー仕様です。部屋の反響、床・机への振動、窓の開き方、隣室との位置関係で実際の聞こえ方は変わります。
購入前に確認する5項目
1. 本体と作業物を置ける幅
本体幅だけでなく、コンプレッサー、塗料、手を動かす余白も含めて測ります。
2. ダクトを屋外へ出せる経路
窓までの距離、曲がり、窓パネルの加工可否を確認します。350は付属150mm径のまま使用し、径縮小は非推奨です。450/550は標準200mmですが、公式は200→150mmへの変換を許容しています。ただし吸引力や排気効率がわずかに変化する可能性があり、150mm未満への縮小は非推奨です。
3. ダクト径を変えずに設置できるか
径を細くすると吸引力や排気効率へ影響する可能性があります。350は付属150mm径、450/550は標準200mmを基本に、設置条件と公式FAQを確認します。
4. 作業時間帯と騒音
数値だけで住宅への適合を断定できません。設置後は塗装前にファンだけを動かし、室内外で音と振動を確認します。
5. 塗料・溶剤ごとのSDS
必要な換気・保護具・火気管理は塗料によって異なります。ブースの説明だけで判断せず、使用予定製品のSDSと取扱表示を確認します。
NITRO-BOOTH 350が向く条件
- 設置幅を350mmに抑えたい
- 150mm径の排気経路を確保できる
- 450/550より低いメーカー騒音値を優先する
- 対象物がブース内の実際の作業可能範囲に収まる
450と550の選び分け
450と550はファン仕様が共通で、主な差は本体幅と重量です。大きい対象物や手の可動域を優先するなら550、設置幅を抑えながら200mmファンを使うなら450が候補です。
くらべるラボの結論
集合住宅では「最も風量が大きいモデル」だけで決めず、設置幅・排気経路・ダクト径・音・使用塗料のSDSをセットで確認します。350/450/550のいずれも、住環境への安全適合を保証する製品ではありません。
メーカー公式情報

